『Nero』というとDVDの書き込みソフトとして有名ですが、毎年、ナンバリングを重ねるごとに書き込み機能のパワーアップやリッピングや動画編集、さらにはリカバリーツールとしても利用できるようになっています。
2017年現在ではDVD・BDの書き込みからリッピング、動画編集/変換、さらにはPC内の動画・音楽・画像ファイルまでを一元化できる機能を持った『Nero 2018 Platinum』も販売されています。
そんな20年以上の歴史を持った書き込みソフト『Nero』ですが……
「DVDやBDの書き込みソフトって無料でもあるじゃない!?」
って言う方もいらっしゃると思います。
それでもなぜ『Nero』が売れているのか??
今日はその理由を知るため、ネット上のNeroの評判・評価・レビューをまとめてみたいと思います♪
レビューなどを見ることによってNeroの機能や奥深さを知っていきましょう!!
Neroの評判・評価・レビュー
さてさて、ネット上のNeroの情報や評判をまとめていきたいと思いますが……
ブログやサイトの評判はアフィリエイト系の可能性があるため、今回は生の声でもあるSNSやAmazon、楽天などの口コミをまとめていきたいと思います♪
もちろん、いい点だけでなく、よくなかった点についても挙げていきます!!
Amazonでの評価
ネットでの口コミを調べるのなら、一番信用におけるのがAmazonだと思います。
もちろん楽天も信用できますが、利用者数や層を考えるとAmazonがもっともリアルな声が聞けると思います♪
Nero2018 Platinum(4つ星)
『Nero2018 Platinum』は2017年9月22日にリリースされた最新作で、Neroの書き込みソフトの他に動画編集、動画変換、リッピング、ファイル管理などのソフトが一挙に入ったパックになっています。
追加された機能については記事にまとめたのでこちらを参考にしてみてください。
2017ではマニュアルに不満があるという意見が多くありましたが、そこらへんは解消されているようです。
それよりも低評価で挙げられているのが、書き込みソフト以外の各ソフトの機能性です。
Neroはもともと、書き込みソフトとしての歴史が最もある会社です。
なので、書き込みソフトは間違いなく機能・操作性ともにピカイチといえます。ここら辺はレビューでも言われていますね。
ただ、動画編集などは専用ソフトには勝てないと書かれています。
私自身も動画編集ソフト『Aviutl』を使っていましたが、ここら辺は一長一短だと思っています。
最初に『NeroVideo』を使った印象は「意外にいろいろできるじゃん!!」ということと、「使いやすい」という感じでした。
なぜ、私がそこまでNeroの動画編集にマイナスイメージを持たなかったかというと、そこまで本格的な動画編集をしなかったからです。
おそらくレビューで書いている人の多くはアーティストのPV並みの動画編集をしたい人なのでしょう。
映像をコンマ何秒で、さらには画質もこれだけこだわって……という本格的な動画編集だと『NeroVideo』では賄えないと思います。
制作側もそこまでのものを作ろうと思ってないのでしょう。
Neroソフトはあくまでファミリー向けのソフトなんです。
家族をビデオカメラやスマホで撮影した動画をみんなで見るために感覚的操作でプロ並の動画編集をする。
これがNeroソフトが目指すところなんだと思います。そういう意味ではNeroソフトの価値はあると私は思うのです。
Nero BurnExpress 2018(4つ星)
『Nero BurnExpress 2018』は書き込み機能に特化したソフトになります。
「ライティング」「コピー」「CD作成」「データ保護」が主な機能になります。かつては無料として配布されていました♪
良い点・評価できる点
- 直感的な操作性と安定性、セキュリティにおいて無料を凌駕している
- 音楽CD作成が感覚ででき、さらにジャケット作成も可能
- 書き込み後の経年変化劣化やセキュリティーに対応
Neroが開発しているソフトの中でもっとも評価も高く売れているソフトがこの『Nero BurnExpress 2018』になります。
やっぱり、『Nero』=書き込みソフトというイメージがあるんでしょうか??
機能としてはフリーソフトがたくさん出ている現在では、特筆すべき点はないものの、動作の安定性や広告などが出ないところ、また、書き込み後のDVD、BDを暗号化できるなどのセキュリティ面は評価されています♪
さらに、これは私も知らなかったんですが、Nero2018には「経年劣化したディスクを読み込む機能」が搭載されています。
このソフトで書き込んだディスクに限られますが、これがあれば万が一、今後、DVDの読み込み体制が変わったとしても『Nero BurnExpress 2018』で読み込み再生が可能になっているわけです。
ディスクに書き込む映像は大切なもののはずですからこの機能はありがたいですよね!!
『Nero BurnExpress 2018』は特に悪い評価はありませんでしたので、次にいきます!!
関連記事:Neroの簡単なDVDの焼き方をご紹介!!【Nero Expressの使い方】
Nero BurnExpress 2018(5つ星)
Neroソフトの知名度を上げたライティングソフトの定番がこの『Nero BurnExpress 2018』になります。
CD、DVD、ビデオ、Blu-rayディスクに、写真、ビデオ、音楽、データファイルをコピーして書き込むことができ、独自のライティング技術で経年劣化に強い長期保存が可能。さらにはSecurDisc4.0でセキュリティを最大限に強化してくれるので、操作性と書き込み後のフォローまでしっかりしているライティングソフトとして評価されています。
2018と比べて、より操作がしやすくなったようで、レビューにも初心者でもマニュアルを見ることなく、直感的に書き込みができるようになっているようです。
また、普通の書き込みソフトで読み取れなかった10年前のCD-Rまで読み取りできた!!というレビューもあるので、その信用性は高いといえますね。
Neroには『Nero BurnExpress』と『Nero BurningROM』2つの書き込みソフトがありますが、操作性は『Nero BurnExpress』の方がわかりやすいという印象です。
この2つの違いについては以下の記事でまとめてあるので参考にしてみてください。
Nero Burning ROMとNero Expressの違いを比較!!
Nero Video 2018
『Nero Video 2018』は動画編集機能に特化したソフトになります。
良い点・評価できる点
- 初心者でも個人がやりたい動画編集が直感的にできる
- 中級者上級者でも納得の機能が搭載
- 4K動画の取り込み・編集が可能
初心者でも動画の分割や結合、コメントやBGMの挿入などが直感的にできる操作性は評価が高いようです!!
「エクスプレス編集」とさらに細かい設定ができる「拡張編集」とモードが分けられているので、初心者でも中級者以上でも満足のいく機能内容になっています。
さらに、2018バージョンから4K動画の編集も可能になっているので、割と本格的な動画を感覚的に作り上げることができちゃいます。
悪い点・問題点
- PCスペックが必要
- マニュアルが英語しかない
(2017年12月追記)
レビューを見てみると、「自分のPCで使いこなせない」という意見がありました。
でも、これって普通のことで、動画編集ソフトは全般的にある程度のスペックが必要になります。
メモリ2GBでも使えなくはないですが、『NeroVideo』を使いこなすにはお持ちのPC環境をチェックすべしです。
CPUはIntel Core i7-2600K(3.4GHz)以上またはAMD FX 8320(3.5GHz)以上。メモリは4GB以上。
NVIDIACUDAなどのグラフィックカードなどもあるとなおいいです。ちなみに現在までに数十回『NeroVideo』を利用していますが、今のところ一度もフリーズしていません。
マニュアルに関しては日本語マニュアルがありましたので、こちらを参考にしてみるといいと思います。
Neroの最新版マニュアルをついに発見!!こんなところにあった!!
また、当サイトでも『NeroVideo』の使い方を書いているのでこちらも参考にしてみてください。
関連記事:NeroVideoで初心者が動画編集をしてみた!!【Nero Videoの使い方】
関連記事:NeroVideoのもっと本格的な動画編集を!!【Nero Videoの使い方②】
Twitterでの評価
もっともリアルな声が聞けるのはこのTwitterでの口コミかもしれません。
『Nero』に関する口コミはそこまでありませんでしたが、参考になりそうなレビューを載せてみました♪
仕事でCM編集が回ってきたので、ついでに動画編集ソフトを公私交えて結構弄り倒してみたんだが、Neroが簡単でいいや。AVCHDオーサリングもバッチリ。…ん?Nero?Neroっていつマルチメディア総合編集ソフトになったんや?ちと前までDVDを焼くだけのソフトだった筈なんだが(白目
— ょぅ (@muchamucha7) 2017年4月27日
すげぇ!!最新のNeroって最大32台ドライブの同時書き込みに対応してやがる!!買おう!
— あおいじゅん (@naikakutyousa) 2016年2月20日
CDやDVD焼くソフトの名前がNero(ネロ)なのはやはりローマを焼いたと言われるネロ皇帝由来なんだろうなあって今日はじめて職場で気付いたhttps://t.co/Q1ZdxLa74B
— あきのな (@akinona) 2017年4月28日
ライティングソフトなら「Nero」!ライティングだけに留まらず、動画、音楽、写真が全力で楽しめる!「Neroストア」では会員特典満載です! http://t.co/NAyz3mvSQi
— zentakohlia (@zentakolia) 2013年7月7日
まとめ
今回は『Nero』のネット上での評価、評判、レビューをまとめてみました!!
やはり、書き込みソフトとしての歴史を持っていることもあり、操作性や動作の安定性はお墨付きのようです♪
DVDやBDの書き込みをしたい人にはうってつけのソフトになりそうですね。
今回はAmazonの評判を考察してみましたが、Neroはメーカーからも購入できます。
Amazonよりも割高なことが多いんですが、メーカーならではのメリットがあるのは知っていましたか?
Amazon経由で購入することのデメリットも、、、
こちらも参考になると思います。
参考:後悔しない!Nero購入窓口の違いまとめ
過去製品の評判
以下はNeroの過去の製品の評判です。
Amazonでの評判
Nero2017 Platinum(4つ星)
『Nero2018 Platinum』は書き込み、リッピングはもちろんのこと、写真や動画のメディア管理から動画編集/変換、さらにはデータバックアップなどコレ一つあればとりあえず、困らないという機能を持っている総合ソフトです♪
良い点・評価できる点
- 色々な事が出来る動画編集&ライティングソフト
- 焼き(書き込み)が安定している/失敗がない
- 書き込みや動画編集の操作がラク
ここのレビューで注目するべき点は、「焼き(書き込み)が安定している/失敗がない」「操作がラク」という点。
無料の書き込みソフトだと操作が難しかったり、そもそも対応していなかったり……
さらには、BDの書き込みができなかったりもするので、そこらへんが評価が高い理由になるのかもしれません。
口コミを見ていると他の有料書き込みソフトの中でも「使いやすい」「安定している」という意見が結構あるようです。
私も実際にNero2018 Platinumを使用しましたが、書き込みも動画編集もマニュアルを見なくても感覚的にできるようになっているので、素人でも問題なく使えます。
悪い点・問題点
- いろいろ機能がありすぎて玄人向け
- サポート・マニュアルに問題があり
- 専用ブルーレイプレーヤーが搭載されていない
悪い評価でもっとも多かったのが、機能がありすぎて何をしたらいいかわからない、といった意見。
これはわからなくもありません。だって1つのソフトに5個のソフトの機能が搭載されているからです。
「Nero Burning ROM」:ライティング
「Nero Express」:ライティング簡易版
「Nero MediaHome」:メディア管理・再生
「Nero Recode」:動画変換・リッピング
「Nero Video」:動画編集
主機能としてもこれだけのソフトが入っています。
この他にも小さな機能が入ったソフトやアプリがコレひとつに入っているわけです。
なんとなくの気持ちで使っているとどれをどう使っていいかわからなくなっちゃいますよね。。。
サポートやマニュアルなどがしっかりしていればいいんですが、どうやら口コミでもある限り、マニュアルが英語表記だったり、サポート体制が安定していない面があるみたいです。これが「どうしたらいいかわからない」という声を生んでいる気もしますね。
(2017年12月追記)
これらのレビューについては私が調査した結果、ちゃんと日本語のマニュアルがあることを発見しましたので、下記のリンクを参考にしてみてください!!
Neroの最新版マニュアルをついに発見!!こんなところにあった!!
他にも旧バージョンで搭載されていたブルーレイプレーヤーが搭載されていない、という意見もありました。
ただ、最近のPCはブルーレイも再生できるドライブが搭載されているので、あまりなくても問題ないと思います。
機能時代は高評価なので、元から書き込み機能しか使わないという人は書き込み機能だけを持ったソフトを買うのもいいと思います。
利用用途によって製品を選ぶのも手ですね。
使い方については当サイトでも紹介していきますので参考にしてください♪
関連記事:NeroでDVD書き込みをしよう!!【Nero Burning ROMの使い方】
あと調べてて、多かったのが、日本需要向けのサポートがしっかりしていないこと。
使い方などのマニュアルがしっかりしていれば、機能的には使えるものがたくさんあるので、もっと売れるのになぁぁと思ったのが私の素直な感想です。
これから当サイトでもNeroの使い方に関してもしっかり書いていきたいと思っていますので、この記事を見て、Neroが気になった方はぜひ参考にしてみてくださいね!!