NeroというとDVD書き込みソフトのイメージが強いですが、最近では動画編集やメディア管理ソフトなど幅広いジャンルのソフトを開発している会社になります。
当サイトではこれまで、Neroソフトの使い方などを紹介してきましたが、私自身、Neroがどのような会社なのか実は知りません!!
ということなので、ちょっと調べてみました!!
Neroという会社
Neroって実はドイツの会社なんです!!
本社はドイツのカールスルーエというところ。
カリフォルニア州グレンデール、横浜、中国の杭州に支社があるようです。
2004年に横浜支社が設立されたようなので、ここら辺から日本へのマーケティングが加速したということになります。
ちなみに、横浜支社の情報を調べてみると以下の住所が掲載されていました。
〒224-0003 神奈川県横浜市都筑区中川中央1丁目2−2 ローバーセンター北
公式のサイトはないようですが、従業員は6名ほどいるようです。
Neroの歴史
Neroは1995年に設立(この当時の社名はAhead Software GmbH)されてから、1997年からDVD書き込みソフト『Nero Burning ROM』を販売。
ここから書き込みソフトとしての『Nero』が始まります。
2000年まで『Nero Burning ROM5.0』を開発して、2003年に初のマルチメディア統合ソフトとなる『Nero6』を発売。
この当時にNeroユーザー数が1億人に達成しています♪
ここから一気にNeroの躍進が始まります。
2005年に社名を『Nero』に変更し、『Nero7』『Nero Linux』を発売。
2007年にSecurDiscテクノロジーを発表し、2008年にはソフトウェア売上本数が3億本を突破します。
2009年に初のハードウェアに依存しない汎用プラットフォーム『Nero MobileSync』を発表し、2010年に『NeroVideo』『Nero BurnExpress』を発売。
2015年に『Nero Streaming Player(モバイル端末用アプリ)』を発売。2016年に「SecurDisc4.0」を発表。
こうやってみてみると、やはりもともとは書き込みソフトを開発していたんですね♪
Neroのテクノロジー
書き込みソフトというイメージしかなかったNeroですが、最近では動画変換など多くのテクノロジーを使って、新しいソフトを開発しています。
ここでは気になった一例を紹介してきます!!
AAC音楽ファイル変換ツール
「NeroAAC」という独自のオーディオコーデックを開発したNero。
CD58枚分を1枚に圧縮できる高圧縮率とクリアな音質の維持が魅力で、LC-AAC、HE-AAC、HE-AACv2などの最先端のMPEG-4オーディオにも対応しています♪
ジャケット、ブックレット、歌詞などの埋め込みに対応しているので、自分だけのアルバムを作りたい人などにもおすすめです!!
たかがコーデック変換、されどコーデック変換ってやつですね♪
関連記事:Neroを使って動画を変換しよう!!【Nero Recordの使い方】
SecurDisc
光ディスクに記録したデータを保護する「SecurDisc」と呼ばれる暗号化プログラムもNeroの特筆すべき点です。
Neroの書き込みソフトのレビューにも、「暗号化」が使えると書かれています。
高度なパスワード・暗号化により不正アクセスからのデータ保護、デジタル署名機能を使ったコンテンツの悪用の防止、早期ディスク劣化検出機能によりデータをバックアップするように警告する機能が搭載されており、さらには、ディスクに引っかき傷がついたり経年劣化したりしてもデータが読み込めるように可読性を高めてくれる嬉しい機能までも搭載!!
関連記事:NeroでDVD書き込みをしよう!!【Nero Burning ROMの使い方】
Gracenote対応
Neroのメディア管理ソフトも侮れません!!
Gracenoteと呼ばれる技術により、音楽をリッピング、書き込み、再生する際に、6000万枚を超えるCDに収められた8000万以上の曲のアーティスト、トラック、タイトル、およびアルバム情報を正確に取得します。
最近はPCやスマホなど多くのデバイスを持っている時代なので、このようなメディア管理ソフトも複数で管理しがちです。
Neroのメディア管理ソフトはPCだけでなく、スマホからの遠隔操作も可能になっているので全てを1つに集約することが可能になっています♪
関連記事:NeroでPCやスマホのメディアを一元管理!!【NeroMediaHome使い方】
まとめ
今回はNeroという会社について紹介してみました♪
ってか、横浜にも支社があったなんて驚きです……
Neroって書き込みソフトに詳しい人は知ってるけれど、まだまだ、日本での認知度は低いイメージがあります。
でも海外ではかなりメジャーなツールのようで、2億4000万人ものユーザーが2017年現在いるようです!!
こんなにユーザーがいるなんて驚きです!!