neroと言えば、ディスクの書き込みソフトとして有名でしたが、最近では音楽や動画の再生、Videoの編集などの機能もついています。
ライティングソフトの最高峰として評判の高いneroは、総合マルチメディアツールと言った方が正しいでしょう。
パソコンで音楽、動画、データを取り扱う方も多いでしょうから、neroを1つ持っていれば、色々とはかどります。

私はディスクの経年劣化を防いだり、情報漏洩を防ぐ目的でneroを購入しました。
neroは何度も使ったことのあるソフトだったので、「とりあえず最新版を買うか」程度に考えていましたが、初めて買う方にとってはneroの評判は気になることでしょう。

neroの評判

neroの機能や賢い購入方法も当サイトでは紹介していますが、まずはneroの気になる評判についてまとめてみました。

neroの機能に関する評判

機能的には申し分ないのですが、必要な機能が限られている人にとっては、オーバースペックです。必要な機能だけが提供される廉価版で事足りるユーザーも多いでしょう。事前に必要な機能とシリーズ・パッケージを事前によく確認されることをお勧めします。

よく言えば、neroは色々なことができる汎用ソフト。
反面、これしか使わない!と機能が決まっている方にとってはオーバースペックに感じられるようです。
私もneroのディスクライティングだけ使う目的でしたが、インストールしてみると、想定していなかった機能に触れることがあり、なかなか便利だなと感じることがあります。

例えば、写真や動画の整理をneroに任せた方の評判では整理と検索のし易さで高評価を得ています。

日毎、月毎はもちろん、顔認識で個人毎に一覧化したり、場所毎にも一覧化出来ます。

また、動画のホームストリーミング機能も評判がいいですね。
neroが管理する動画をスマホやスマートTVで見ることができます。

メディア・サーバー機能は、DLNA対応テレビやNero Streaming Playerをインストールした携帯端末へのストリーミングが可能です。

もちろん。動画・音楽の編集や形式の変換機能も評判がいいです。
CPU負荷の低減など、フリーソフトではできない部分が高い評価を得ています。

メディア形式変換に用いるコンバーター。最もCPUパワーを必要とする機能ですが、全CPUパワーを占有しないよう、処理に割り当てるCPUを選択できる親切設計です

neroのサポートに関する評判

neroには色々な機能がついていますが、それらを使いこなせるかはマニュアルやサポート次第です。
もちろん。マニュアルが不要なくらい直感的なUIならいいんですが、そのあたりはどうなんでしょうか?
みんなの評判をチェックしてみましょう。

言語選択で日本語を選択できますが、チュートリアルビデオなど、一部のコンテンツは英語のままです。

neroを購入した人の多くがマニュアルが英語で分からない!と悪い評価を下しています。
私もneroのマニュアルを探しましたが、実はアプリでneroの日本語マニュアルがあるんです。
(参考ページ:Neroのマニュアルはどこにあるのか!?)
同梱されているPDFファイルは英語なので、日本語マニュアルが無いと諦めてしまった人からの評判はよくないでしょうね。

では、サポートに関してはどうでしょうか?
あいにく、neroのサポートに関する評判を見つけることはできませんでした。

推測ですが、neroは累計1億ユーザーに使われるほどのソフトです。
大きな不具合は発生していないのでしょう。

また、neroのサポートは日本代理店のジャングルが対応しています。
以前、DVDfab(ディスクコピー)でジャングルに問い合わせをしたときは、しっかりとサポートをしてくれたので、neroのサポートも同様と考えられます。
そもそも、neroはドイツの会社なので、サポートを日本の企業がしてくれるのは安心できます。

neroの評判が悪い理由

色々と調べてみましたが、neroのディスクライティングや動画編集に満足をしている人が多いと感じました。
低評価のユーザーもいましたが、おおむね以下の3点の理由にまとめられます。

使わない機能が多すぎる

neroの評判を悪くしている一番の理由がこちらでしょう。
ディスクにデータを書き込むためだけに、neroが欲しい方にとっては他の機能は無駄。
「他の機能はいらないから、値段安くしてよ!」というのが本音でしょう。

しかし、neroにはディスクライディングだけができるNero BurnExpressというエディションがあります。
こちらはディスク書き込みだけの機能が使えるもので、その分値段も安くなっています。(1万円近く安い)

Nero BurnExpressでも、目玉機能のSecurDiscを使うことができます。

SecurDiscとは
・ディスクに傷が付いたり経年劣化した場合でも、ディスクからデータを読み込むことができる
・ディスク全体にパスワードをかけて、パスワードを入力しないとデータを読むことができない
・デジタル署名可能

Nero BurnExpressを知っていれば、ディスクライディングだけしたい人の評価も変わっていたことでしょう。

マニュアルが英語

既に触れましたが、Neroに同梱されているマニュアルは英語です。(開発国はドイツなんですけどね・・・)
これはNeroの評判が悪い理由になり得ると思います。アプリ版の日本語化されたマニュアルに気付かない方も多いようで、低評価の原因となっています。

インストールが出来ない

Neroの悪い評判は上記の2つが圧倒的に多いです。
それ以外でなんとか見つけたのが、インストールできないというコメントでした。

パソコンの環境はそれぞれで、競合するソフトやセキュリティソフトによっては、他のソフトをインストールできないことがあります。
これはNeroに限らず、すべてのソフトに共通して言えることです。
日本語サポートの窓口としてジャングルがあるので、問い合わせをしましょう。

Neroは結局どうなの?

昔からのファンが多いこともあるのでしょうが、Neroの評判はかなりいいと感じました。
使い方に不安がある方のために、当サイトでは使い方を具体的に紹介していますので、今後も利用していただけると嬉しいです。

今回から搭載されたSecurDiscは個人的にも高評価な機能です。
DVDも数年でヒビや傷で読み込めなくなることがあるので、データバックアップとしては不安がありました。
まだ、恩恵を感じませんが、SecurDiscでディスクを作ってよかったと思う日が来ることでしょう。

ライティング、動画編集としてはNeroは評判のいいソフトと言えます。